「人の嫌がることを進んでしなさい」

おはようございます♪

居酒屋しろうの大将のしろうです。

早くも居酒屋しろうの勉強部屋に対するお声かけがあり、大変嬉しいです♪

せっかく親方のお話をしたので、親方から学んだものを続けますね。

僕は今でも頭ではなく、心で動いてしまうところがあるのですが、親方はそれをすぐ見抜いていたようです。

初めての就職からほんの数ヶ月、親方からこんな声をかけられました。

「長谷川!お前は将来、人の上に立つ人間になる。人の上に立つってのは、1番下の立場の人間の気持ちまで分からなくちゃいけないんだ。」

なにかよく分からない当時の僕は、全てを理解出来てないまま、おーって感じたのが本音です。

親方は入りたての僕を常に気にかけてくれ、たくさん声をかけてくれました。

その中で「人の上に立つとは…」の詳細が伝えられました。

ホテルの厨房に入りたての僕の主な仕事は、ゴミ捨てや先輩方の作業の準備、先輩方のミーティングがてらの朝食やコーヒータイムの準備、野菜の管理でした。

特にゴミ捨てを楽しく早く綺麗にやるよう言われました。

どんなに辛い時期があっても、人が嫌がる仕事は必ずある。

それを自分が進んでやることで、その立場を離れても、その人の気持ちを理解してあげられる。

それができない人間が上の立場についちゃいけないんだって。

「長谷川、お前は人の気持ちが分かる人間だ。あとはコックに大切なのは正直であること。」

そう教えていただきました。

居酒屋しろう4周年記念ウィークは今週のみですよ♪

居酒屋しろうの大将のしろうです。

居酒屋しろうは、12/1で4周年を迎えます♪

これも皆様の支えがあってこそだと、本当に思います。

居酒屋しろうを開業するまでの歴史、開業してからの歴史、そして今と未来があります。

裸一貫で独立した訳ですから、皆様からのご期待に最初から添えるものなど、ございませんでした。

そして今でも、全てにお応えできるような、器用さも資金も持ち合わせのあるお店ではございません。

が、少しずつ少しずつ、皆様の支えや応援を頂きながら、成長し、ご期待に添えることが増えていくと思います。

生まれてからこの方、心と体で生きてきた私ですから、皆様とのご縁を大切にして、これからも精進していきたいと思います。

本当にやりたいこと、やれることは、これからどんどん増えていくと思いますので、今後とも変わらぬご愛顧をよろしくお願い申し上げます。

なお、居酒屋しろうのホームページに、しろうの勉強部屋が増えました♪

皆さまのお力添えになれたら…と思います。

「重要性」と「緊急性」

こんにちは(^o^)

居酒屋しろうの大将のしろうです。

本日は、お仕事の順番を決める簡単なやり方を、お伝えします。

僕が初めて就職したホテルで、親方から教えていただいた言葉「重要性と緊急性」です。

仕事をする際に、何から手をつけて良いのか分からない。

そんなことがある時は、まずは「重要性」と「緊急性」を天秤にかけます。

今日中にできていれば良い仕事は、今日中に出来れば良いです。

ただ、ここでミスしたら、手直しが必要になります。

そんな際、今日の仕事の最後に回したら…間に合わなかったとならないようにしなければなりません。

僕が生きてきたのは、料理の世界ですから、まずはホテルの仕込みの部署でのことです。

1日の始まりは魚から始まります。

魚は鮮度が大切ですから、朝一に仕入れたものを、すぐにさばいていきます。

まずは、鱗取りから。頭を落とし、3枚下ろし。

こんな感じで仕事を進めていくと、天然の魚は、決まった大きさのものが必ず入荷できる訳ではないので、魚が足りない!ってなった時に追加ができます。

このように、緊急性があるのかどうか、確かめながら仕込みをしていくと、魚の後は、お肉、その後は野菜といった順に仕事ができました。

特に野菜は、魚と違って、余分に仕入れておけるものなので、仕込みを後回しにしても、不足することはなかったからです。

次に、今の居酒屋のようなスタイルだと、自分で買い出しから始まります。

買い出しが終わってから、お店に戻ると、こちらはお魚からではなく、煮物からスタートします。

個人の居酒屋の場合は、魚は仕入れた量がさばけたら完売となります。

なので、煮物を仕込んで、コトコトと煮込んでいる間に、魚を仕込みます。

これを逆にやると、お店の営業時間に来られたお客様に煮物をご注文いただいても、まだ煮えてない!ってことがなくなります。

例えばですが、これらを進めていく最中に、急なご予約が入った!とか、誰かが指を切る、なにかをぶちまけてしまうなど、トラブルが起きた場合は、当然、「緊急性」が天秤としては重くなるので、そちらを優先させたりします。

このように「重要性と緊急性」のバランスによって仕事を進めていくうちに、瞬時に判断できるようになります。

これが経験というものです。

親方には、まだまだたくさんのことを学びましたので、また機会があれば、次回以降でお話いたします。

居酒屋しろう4周年記念ウィーク♪

こんにちは(^o^)

皆さまのおかげをもちまして、まもなく、居酒屋しろうは4周年を迎えます♪

大将のしろうです。

どんな月日が流れようと、人によって感じる時間は違います。

僕にとって、この4年は、とにかくがむしゃらに、気持ちだけで進んで来ました。

お店をお客様として支えてくださった方、僕の至らぬところを個人で支えてくださった方、その他いろんな形で支えてくださった方に、少しでも何かしらお返しした気持ちで、居酒屋しろう4周年記念ウィークとして、今週は営業いたします♪

4周年記念ウィークとして、皆さまに喜んでいただけるよう、メニュー内容にアクセントを入れて頑張ります。

いつも通り、お店にお越しのお客様を大切にしていくスタイルは変わりませんので、こちらへの投稿は控えてさせていただきます。

それでは、皆さん、居酒屋しろうの4周年ウィークをお楽しみくださいませ♪

居酒屋しろう 4周年祭

こんにちは(^o^)

居酒屋しろうの…スタッフのYちゃんとの会話で「どっちでも良いですよね。」と言いたかったYちゃんに、「土日でも良いですよね。」と言われてしまった…大将のしろうです。

居酒屋しろう祭りや、このブログを楽しみにしてくれている方、ありがとうございます。

実はその前に、居酒屋しろうの 4周年がやってきます♪

12/1が 4周年の日なんです。

ということで、いつもお世話をいただいてるお客様に、 4周年記念ウィークとして、来週の月日曜〜土曜日まで、何かやります。

12/1もその日だけの、何かやります。

何をやるかは、月曜日に発表いたします。

それでは、皆さま、本日も、お待ちいたします♪

「とにかく好きな先輩の真似をしなさい」

居酒屋しろうの勉強部屋スタートです(^o^)

初回は、やっぱり、おいちゃんの話から始めますね♪

僕が生まれた町は、小学校の学区でも商店街が2つあるような下町でした。

たまたま僕の家が、その商店街のひとつの町内に属していたので、町内会の旅行などに、よく連れて行ってもらえました。

僕が野球を始めたのは6歳の頃。

そのあたりから、近所のおじさま方がプロ野球を観戦に行く際に、僕を誘ってくれましたが、年間30試合以上は観に行くようになりました。

その中で、商店街の山本さんが僕を連れて行くたびに、必ず言ってくれてた言葉があります。

「しろうくん。おいちゃんはね。しろうくんが大きくならないと分からないとは、分かってるんだけどね。しろうくんに好きな先輩ができたら、とにかく良いところを真似しなさい。好きな先輩の良いところだけ、たくさん自分の身に付くから。」と、何度も教えてくれました。

スーパーを経営するおいちゃんは、大人になってからも、忙しい中、朝の仕入れの際に僕を市場に連れてってくれ、車中でいろんな話をしてくれました。

「商売はね、お客様も自分も飽きちゃいけないから、あきないって言うんだよ。」

「あとはね、皆さんとのご縁が本当に大切だからね。」

そんなおいちゃんも、少し前、ガンで余命の宣告を受けました。

今ではその宣告も、とうに過ぎているのですが、おいちゃんの大切だと思うことは、ちゃんとしろうくんに伝えに来るねって、今でもお店に伝えに来てくれます。

30歳ほど歳の差のあるおいちゃんは、僕の大切なお友達です♪

真鱈の白子、入荷しました♪

こんにちは(^o^)

居酒屋しろうです。

昨日、今日と、とても寒いですね。

居酒屋しろうを通り越して、僕にコンサルティング的なもの、講義的なものをやって欲しいとのお声をいただくことがあります。

お店に来ていただいた方には、全力でお応えするのですが、会社まで来て欲しいとのお声までいただすようになりました。

凄くありがたいお話ですが、あちこち行けるほどお時間が追いつかない為、居酒屋しろうの勉強部屋を立ち上げることにしました。

ここでは、僕が幼少期から面倒を見ていただいた先輩方や、先生などの教えを入れていこうと思います。

まだまだ未熟者の私ですが、せっかくのご縁ですから、何かのお役に立てたら…と、思います。

本日は、しっかりと美味しくなった真鱈の白子を入荷しました。

写真は、美味しいサラダのリクエストにお応えしてですが、他にも楽しんでいただけるよう、頑張ります♪