おはようございます♪
居酒屋しろうの大将のしろうです。
早くも居酒屋しろうの勉強部屋に対するお声かけがあり、大変嬉しいです♪
せっかく親方のお話をしたので、親方から学んだものを続けますね。
僕は今でも頭ではなく、心で動いてしまうところがあるのですが、親方はそれをすぐ見抜いていたようです。
初めての就職からほんの数ヶ月、親方からこんな声をかけられました。
「長谷川!お前は将来、人の上に立つ人間になる。人の上に立つってのは、1番下の立場の人間の気持ちまで分からなくちゃいけないんだ。」
なにかよく分からない当時の僕は、全てを理解出来てないまま、おーって感じたのが本音です。
親方は入りたての僕を常に気にかけてくれ、たくさん声をかけてくれました。
その中で「人の上に立つとは…」の詳細が伝えられました。
ホテルの厨房に入りたての僕の主な仕事は、ゴミ捨てや先輩方の作業の準備、先輩方のミーティングがてらの朝食やコーヒータイムの準備、野菜の管理でした。
特にゴミ捨てを楽しく早く綺麗にやるよう言われました。
どんなに辛い時期があっても、人が嫌がる仕事は必ずある。
それを自分が進んでやることで、その立場を離れても、その人の気持ちを理解してあげられる。
それができない人間が上の立場についちゃいけないんだって。
「長谷川、お前は人の気持ちが分かる人間だ。あとはコックに大切なのは正直であること。」
そう教えていただきました。