居酒屋しろうの勉強部屋スタートです(^o^)
初回は、やっぱり、おいちゃんの話から始めますね♪
僕が生まれた町は、小学校の学区でも商店街が2つあるような下町でした。
たまたま僕の家が、その商店街のひとつの町内に属していたので、町内会の旅行などに、よく連れて行ってもらえました。
僕が野球を始めたのは6歳の頃。
そのあたりから、近所のおじさま方がプロ野球を観戦に行く際に、僕を誘ってくれましたが、年間30試合以上は観に行くようになりました。
その中で、商店街の山本さんが僕を連れて行くたびに、必ず言ってくれてた言葉があります。
「しろうくん。おいちゃんはね。しろうくんが大きくならないと分からないとは、分かってるんだけどね。しろうくんに好きな先輩ができたら、とにかく良いところを真似しなさい。好きな先輩の良いところだけ、たくさん自分の身に付くから。」と、何度も教えてくれました。
スーパーを経営するおいちゃんは、大人になってからも、忙しい中、朝の仕入れの際に僕を市場に連れてってくれ、車中でいろんな話をしてくれました。
「商売はね、お客様も自分も飽きちゃいけないから、あきないって言うんだよ。」
「あとはね、皆さんとのご縁が本当に大切だからね。」
そんなおいちゃんも、少し前、ガンで余命の宣告を受けました。
今ではその宣告も、とうに過ぎているのですが、おいちゃんの大切だと思うことは、ちゃんとしろうくんに伝えに来るねって、今でもお店に伝えに来てくれます。
30歳ほど歳の差のあるおいちゃんは、僕の大切なお友達です♪